2016年
5月
15日
日
後藤です。
本日で無事に雪乃福×伊勢崎晃一朗展 「特別でない日の特別な器」無事に終了しました。
GW明けのお忙しいところを沢山の方にお越しいただき、誠にありがとうございました。
20数年来の友人である備前焼作家の伊勢崎晃一朗氏と共に展示が出来た事に、改めて重ねた年月とそれに伴い伊勢崎氏の作陶への姿勢や作品の数々に深い感慨と尊敬の念をおぼえます。
また、10年振りの雪乃福の再始動でしたが、相方の福成三太の期待を裏切らない仕事ぶりに、遠く九州の地へ行っても自分の姿勢を貫く彼に、相変わらずの頼もしさと少しの苦笑い?!と沢山の大笑い!!様々に入り混じった複雑な感情を久々に思い出しました。
次回はどのような形で「雪乃福」の活動を展開していくのか、我々二人にも分かりませんが、今回の展示を通じて、これからの課題やアイデアも沢山出て参りました。
次回を楽しみしていただければ幸いです。
また、伊勢崎晃一朗氏,福成三太氏両名の御厚意でいくつかの作品をしばらくお預かりしすることとなりました。
今回見逃された方も一部の作品のみですが、鎌倉彫 後藤久慶ギャラリーにて御覧いただけます。
尚、御約定いただいた作品は発送の準備が整い次第、順次発送致します。
今しばらくお待ち下さい。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
2016年
5月
08日
日
展覧会の初日は、OPEN前から列んでいらっしゃったご夫婦を皮切りに、最後まで途切れることなく大勢の方がお越しくださいました。
明日も、皆様のお越しを楽しみにお待ち申し上げております。
後藤
2016年
5月
05日
木
私と福成三太で構成する工芸作家ユニット『雪乃福』が
10年振りに再始動致しました。
今回は、特別ゲストに伊勢崎晃一朗氏を招いて開催する展覧会です。
皆様お誘い合わせの上どうぞご高覧下さい。
後藤 慶大
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雪乃福 × 伊勢﨑晃一朗 展
「特別でない日の特別な器」
特別な日は勿論、日々の暮らしの中で特別な器で素敵なひとときを。
工芸作家ユニット雪乃福が伊勢﨑晃一朗をゲストに迎えて10年ぶりの展覧会を開催します。
会期 : 2016年5月8日(日)〜15日(日) / 水曜休 / 入場無料
11:00〜17:00 (土日は18:00まで)
会場 : 鎌倉彫後藤久慶ギャラリー / 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-24
※駐車場はございません
雪乃福 : 後藤慶大(5/8〜15全日程在廊)/ 福成三太(5/8初日在廊)
特別ゲスト : 伊勢﨑晃一朗 (5/15最終日在廊)
http://www.fukunarisanta.com/2016_yukinofuku.html
伊勢﨑氏は福成と高校の同級生であり、後藤とも学生時代からの友人です。
後藤が20年前に初めて岡山県備前の伊勢﨑氏の工房を訪ねたのは、ちょうど窯出しの日でした。
まだ冷め切らない窯から熱気を帯びたまま取り出される作品の数々に感銘を受け、いつの日か一緒に展覧会を開催したいと思っていました。
このたび特別ゲストに迎えての展示となります。どうぞご高覧下さい。
伊勢﨑晃一朗 / 備前焼作家 日本工芸会正会員
1974 備前市生まれ
1996 東京造形大学彫刻科卒業
1998 ジェフ シャピロ(ニューヨーク州)に師事
2005 日本伝統工芸中国支部展 岡山放送賞
2008 シンポジウム"現代工芸への視点 - 茶事をめぐって" 東京国立近代美術館工芸館
2011 日本伝統工芸中国支部展 日本工芸会中国支部長賞
2012 第5回岡山県新進美術家育成「I氏賞」奨励賞 / 日本伝統工芸中国支部展 教育長賞
2013 日本伝統工芸中国支部展 岡山県知事賞 / イタリア・ファエンツァにてワークショップ
2014 第15回福武文化奨励賞
2015 日本伝統工芸中国支部展 岡山県知事賞
2016 日本伝統工芸中国支部展 島根知事賞
2016年
5月
04日
水
日曜日から始まる展覧会「特別でない日の特別な器」の新作です。
鳳凰の尾羽根ブローチ(朱・金彩)
塗りは、新しい試みで朱を塗った後に真鍮粉を蒔きました。
詳細は展覧会で!
後藤
2016年
5月
01日
日
通り掛かったら覗いてみて下さい。
DMも横のポストに入って居ますので、どうぞご自由にお持ち下さい。
「特別でない日の特別な器」展
後藤
2016年
4月
27日
水
2016年
4月
13日
水
後藤です。
今日は、初代久慶のと親交のあった歌人の佐佐木信綱氏の研究会の方々がお見えになりました。
世代が代わりお付き合いも途絶えてしまっておりましたが、FACEBOOKを通じてご連絡をしたのをきっかけに、100年の時を超え再び御縁が出来ました。
こうして通じた御縁に様々な思いがこみ上がります。
インターネットがあったからこそ繋がった御縁ですが、初代久慶と信綱氏それぞれの作品の持つ力によって、人と人とが世代を超えて繋がるという事を再認識しました。
写真は、先代の初節句の時に信綱氏が詠んでくださった信綱氏直筆の掛け軸です。
2016年
3月
26日
土
工事もほぼ終えて、開通式を待つばかりの段葛の桜も咲きはじめましたね。
桜の下を歩けるようになるのが待ちきれず、
一足お先にお花見ををたのしむ柿本人麻呂像
桜の下で万葉の歌人はどんなうたを詠むのでしょうか?
後藤
2016年
3月
24日
木
超~久しぶり(10年ぶり)に工芸作家ユニット「雪乃福」(後藤久慶・福成三太)が再始動!
スペシャルゲストを迎えて5月に展示をします
只今、絶賛制作中!
どうぞよろしくお願いします。
後藤
2016年
3月
17日
木
つくしの砂糖煮を教わって作ってみました。
控えめにした甘さの中に、
フワッとつくしの香りと苦味が口に広がります。
茹でたつくしの綺麗な色が映えるように、
今回は黒の「袴」に盛ってみました。
後藤
2016年
3月
16日
水
穴の形や板厚を変更するなどのデザイン修正が続きます。
シンプルな構造なので様々な使い方をすることができますよ。
展覧会での完成した作品をお楽しみに!
後藤
2016年
3月
09日
水
普段は余り見かけないかもしれないですが、お猪口と一緒に写っているのが「杯洗」です。
料亭などで芸者さんと一杯やるときに、杯をちょっと水に潜らせて洗う為の器です。
ジャブジャブ洗ってはダメだそうで、白粉の香りがほんのりする程度が粋なんだとか。
洗いすぎて水の匂いしかしないような時には、
「オレとお前の仲じゃないか、水くさいな~」って、言うそうです。
そんな粋なあそびしてみたいですね!
後藤
2016年
3月
05日
土
庭先で採れたフキノトウで、初めて蕗味噌を作りました。
うつわは、本来はお酒のお銚子に使う「袴」ですが、小鉢に見立てました
春の味はとても美味しゅうございました。
後藤
トビウオもお刺身でいただきます!
2016年
3月
05日
土
お客様より修理の依頼を受けた品です。
先代や先々代、或はさらに前の代の作をお持ちのお客様が、長年の御愛用で漆が手擦れ等で傷んでしまったものを、修理して更にもう100年お使いになりたいとお持ち下さります。
私どもの手元を離れて長い間お客様の元で可愛がられ、これからも御愛用いただくのは本当に嬉しいことです。
また、古い品を修理することで新たな発見も多々あります。
鎌倉彫に限らず、漆器は修理が出来ますのでお困りのことがございましたらお気軽にご相談下さい。
後藤
2016年
2月
06日
土
座卓の脚を彫っています。他のパーツは完成しているので、急いで仕上げていきます。
座卓の木地は江戸指物の職人さんに協力してもらい、釘などを使わず全て指物で制作しました。
図柄は、菊文様です。
その昔、初代の久慶の時代に、歌舞伎役者の尾上菊五郎からの注文で菊文様を彫った鎌倉彫の座卓をお中元に。 また、お歳暮に火鉢を贔屓のお客さんに贈ったという逸話もあります。
現代の住宅事情では、なかなか難しいかもしれませんが、この記事をご覧の方のあなたも豪快な贈り物をしてみませんか?
きっと、贈られた方はびっくりされる事間違い無しです!
後藤
2016年
2月
02日
火
昨日、閉館した神奈川近代美術館をちょっと見てきました。
参道に面した展覧会のお知らせの看板もとうとうこのような物に。
いつの間にかカッティングシートに代わってしまいましたが、子供の頃は各展覧会の度に職人さんが小さな原稿を手にしながら、ラフな鉛筆の下書きでアタリをつけて居るだけの大きな白いキャンバスに一文字づつレタリングで書いていたのを思い出しました。
後ろから声をかけると最初は応えてくれていたものの、途中から「うるせーからアッチ行ってろ!」等と言われながらも、黙々と仕事をする職人さんの姿を暗くなるまで眺めていたものです。
現時点では、今後は白紙のようですが、ひとつの展覧会が終わり上からペンキで白く塗り潰しされても、新たな看板を書いて居た時のように、次の展開がワクワクするモノだといいですね。
後藤
2015年
7月
11日
土
後藤です。
展覧会出品作品 其の四
鎌倉彫 平皿 八方刀痕 九寸「朱/黒・錫ぼかし」
硝子の練粉 平皿 八方刀痕 九寸
こちらは先日ご紹介した平皿の九寸(約27センチ)の大きさです。
こちらは一つくらいは、錫を使わずに鎌倉彫の代表的な塗りである朱の乾口塗りで仕上げても良いかと思い、そのように仕上げました。
こちらの塗りに使用した朱の粉は、現在は製造元自体が存在しないもので、戦前から取ってあったものを使用しました。
時間がたつととても良い色になります。
話によると、戦時中は朱の粉を土の中に埋めて戦火を逃れようとしたそうです。
もっとも、鎌倉は戦火にのまれる事はなかったそうですが、終戦の2週間前に後藤家も隣接する八幡宮に延焼しては困ると、取り壊しにあったそうです。
そういった歴史を朱の粉も土の中で聞いていたのかもしれません。
同じく「黒・錫ぼかし」はいろんな方からコレは何で出来ているのですか?という質問を受けました。
周りに撒いた錫の効果で不思議なものに見えたようです。
「硝子ですか?」という質問も随分受けました。
改めて写真で見ると確かに漆っぽくは無いかもしれないですね。
同じ仕上げでも大きさによって違った見え方がするのも面白いです。
最後に、「硝子の練粉」はNHKの番組に出たことも有り、かなりの方から反響をいただきました。
このお皿でいつかフレンチもしくはイタリアンを頂きたいです。
これを作るきっかけになった「漆器はナイフとフォークが使えないからな~」というひとことを呟いた方にもご覧いただけました。
今後、ご自身のレストランでもお使いになりたいとの事でした。
楽しみにお待ちしております。
2015年
7月
10日
金
後藤です。
展覧会の出品作品 其の参
鎌倉彫 銘々平皿・八方刀痕・「黒・錫ぼかし/朱・錫ぼかし」
硝子の練粉 銘々平皿・八方刀痕
こちらの作品も先日、アップした「銘々深皿」同様のコンセプト
元に外径が同じ寸法で、かたちの違うものとしてつくりました。
見立て七夕というタイトルに併せて、黒を彦星、朱を織姫にそれぞれ見立て、星屑の様に縁に錫粉を蒔きました。
器に盛るお菓子やお料理に併せた色で楽しめると思います。
同じく硝子の練粉は「天の川の星のひとつ」を意識しました。
これらの彫りは全て「八方刀痕」です。
これは星の光が拡がっていく、もしくは宇宙の遠い一点に収束するイメージになぞったもので、今回出品した器は全てそのようなコンセプトの元に制作しています。
同じように素材や色の違いで、シチュエーションに併せた使い分けが出来ます。
2015年
7月
08日
水
後藤です。
展覧会の出品作品 其の弐
鎌倉彫 銘々深皿 黒・錫ぼかし/朱・錫ぼかし 五寸
硝子の練粉 銘々深皿 五寸
鎌倉彫 角皿 黒 八寸
見立て七夕というタイトルに併せて、黒を彦星、朱を織姫にそれぞれ見立て、
星屑の様に縁に錫粉を蒔きました。
器に盛るお菓子やお料理に併せた色で楽しめると思います。
同じく硝子の練粉は「天の川の星のひとつ」を意識しました。
これらの彫りは全て「八方刀痕」です。
これは星の光が拡がっていく、もしくは宇宙の遠い一点に収束するイメージになぞったもので、
今回出品した器は全てそのようなコンセプトの元に制作しています。
2015年
7月
07日
火
後藤です。
「夏の支度と見立て七夕展』に出品致しました作品を、順を追ってご紹介して参ります。
鎌倉彫 「高月器」(たかつき)
通常、高坏は真ん中がくびれた形をしておりますが、
この「高月器」は無垢でくびれがないかたちにしました。
上の面は錫を蒔いて「月」に見立て、
「高い夜空に浮かぶ月の器」という事で「高月器」としました。
「高月器-硝子」
鎌倉彫から生まれた硝子の練粉シリーズ
こちらの硝子の作品は、鎌倉彫を石膏で型を取り、その型に硝子の粒を詰め込み、
それを型ごと焼き物の様に窯で焼成します。
そのようにいたしますと、中のガラスが溶けて形が写し取れ、硝子による同じかたちの器ができます。
いわばガラスの鋳造です。
この技法は、古代メソポタミアで発明された、人類が最初にガラスを手に入れた手法です。
一見、新しいものに見えつつ実は鎌倉彫よりも、もっと古いというところにも魅力を感じました。
今回の「夏の支度」というテーマに沿ったものとしてシリーズ化して制作しました。
また、同じかたちを違う素材で制作し展示する事により、価値観をずらすというのは、
現代美術でもある手法のひとつで、今回の展覧会で現代美術の作家たちと一緒に展示したなかで、
相違点と共通点を探る私の一つの試みでもあります。
展覧会の会期は終了致しましたが、出品作品のご注文は随時承ってございます。
Contactよりお気軽にお問い合わせ下さい。
2015年
7月
05日
日
最終日も沢山の方にお越し頂き、ありがとうございました。
懐かしい方や思いがけない方にも沢山お会い出来て嬉しかったです。
落ち着きましたらば、改めて展示の写真をアップします。
なお、展示替えの為、今週はお休み致します。
作品をお買い上げくださったお客様には準備が整い次第、順次発送いたします。
今しばらくお待ちください。
今後ともよろしくお願いいたします
鎌倉彫 後藤久慶ギャラリー
当主 後藤慶大/三代後藤久慶
2015年
7月
04日
土
後藤です。
六月二十日より開催してきました「夏の支度と見立て七夕展」も明日が最終日。
天気は雨の様ですが出品作家皆で張り切って参ります!
最後の「ちょっとだけ公開」はこちら。
80年代を少年期として過ごした福成三太の作「超人とんとん土俵」。
我々世代がガチャガチャを前に、胸を熱く焦がしたキン肉マン消しゴム(キン消し)を、
金工の伝統技法で制作されたこの土俵でトントンしてみませんか?
「立行司はキン骨マンだわさ!」
最終日は、齊藤、吉田、広報つかさ、後藤がお待ちしております。
2015年
7月
03日
金
後藤です。
日々の暮らしの中で活きる鎌倉彫をご紹介します。
梅雨のムシムシとした毎日ですが、後藤久慶ギャラリーでは作品をご覧いただいた後は、
展示室兼ティールームにて、お抹茶で一服して頂いております。
お抹茶は、鎌倉彫の火鉢に氷を入れて冷やしています。
ワインクーラーとして使えますね。
現代の暮らしの中でも、ちょっと視点をずらすことによって、
より自由に鎌倉彫をもっと愉しんで頂けるかと思います。
ワインクーラーの他にもマガジンラックとしてお使い頂いても面白いですよ。
お茶をお出しする際の、お茶托や銘々皿も勿論、鎌倉彫です。
写真向かって右、菱形の銘々皿は、柏の葉をモチーフに取り入れて作られています。
また、左のお茶托は一見おナスに見えますが「蓮弁」です。
中央の凹み部分に蓮の実が有るのがお分かりでしょうか?
お茶を飲む際に、ちょっと覗いてみて下さい。
どちらも数十年、毎日使っております。
使い続けるとどうなるか?という見本のような物ですね。
写真の三段重は、刀痕で仕上げたシンプルなデザインにすることにより、お正月等の特別な日だけでなく、毎日お使い頂けます。
私も、子供の頃のおやつはこちらに入っていました。
外側のふくらみに併せ、内側も少しだけアールがつくように刳られています。
じっくり見ないと、目立たないところですが、お料理を盛った際に重要なゆとりとなります。
復刻盤を制作した際に、先代の細やかな仕事に改めて感心しました。
柏の葉の銘々皿の型に、先代の書いた文字。
鎌倉流佛師 鎌倉彫初祖 運慶法印 廿八世孫(にじゅうはちせいそん)久慶
改めて身が引きしまる思いです。
ほんのひととき、夕方の空いた時間に私達もお客様から頂いたお菓子で一服しました。
お菓子は北鎌倉の菓匠こまきの「なでしこ」です。
そういえば、なでしこジャパンも快進撃ですね。
我々も残り2日間もあやかって行きたいです。
明日4日の在廊は齊藤、後藤です。
2015年
7月
02日
木
後藤です。
今日は、お昼までは予報が変わって降りましたね。
お見えになる方が少ないかな?と思い、この間に・・・と奥で塗りをしようと、
漆を出した途端に太陽がのぞきはじめました。
そうなると、お客様もお出でになり、いつの間にか大賑わいでした。
お客様も最後まで途切れることなく、結局、漆は途中でお終いにしました。
足元の悪い中をありがたい事です。
今日の「ちょっとだけ作品公開」はコチラ。
ゲスト現代美術家 吉田樹人作 「ツキ」
発泡ウレタンで制作されたこちらの作品は、会場の窓から入る風に吹かれて常にクルクル回っています。
壁に出来た影も面白い表情を見せています。
この動きは、写真ではお伝えできません。
ぜひ会場でご覧ください。
*展覧会も残り3日です。
明日は雨模様ですが、ゆっくりご覧いただくチャンスです。
小林、齊藤、後藤の3人が在廊しております。
2015年
7月
01日
水
後藤です。
今日の鎌倉は一時、ものすごい雨でした。
明日の分も降ってしまったのか?!雨の予報から曇りに変わりました。
晴れると蒸しますが、曇りなら凌ぎやすいかな?と思います。
今日の「ちょっとだけ作品公開」は
小林正樹作の「ドクローバー☠」
会場の片隅で不敵な笑みを浮かべながら,
皆様をお待ちしております。
*明日は、小林氏、広報のつかささん、後藤が在廊しております。
2015年
6月
29日
月
後藤です。
今日の一番初めのお客様は、世界的なデザイナーの方でした。
以前より共通の友人を介しご紹介くださるとの事でしたが、やっと今日お会い出来ました。
若いのに御活躍されているので、きっとキレキレに鋭い方では?と勝手に想像していましたが、穏やかな方で楽しいひとときを過ごしました。
その後も、様々な方がお見えになり、充実した一日でした。
明日はどんな方がお見えになるか楽しみです。
さて、今日の「ちょっとだけ作品公開」は小林正樹作「水の搭」です。
滴り落ちる水滴が水面に落ちてつくる「波紋」の様なこの作品は、金属の真鍮で制作されております。
波紋の広がる水面部分は、真鍮の板を金槌で叩いて作る鍛金技法で、中央の水滴部分は旋盤で削り出して作られています。
繊細なこの作品は是非会場でご覧ください。
明日30日火曜日の在廊は小林、広報つかささん、後藤です。
皆様のお越しをお待ちしております。
2015年
6月
28日
日
後藤です。
連日、沢山の方にお越しいただき感謝です!
今日の「作品ちょっぴり公開」は「忍法分身の術!」では無くって「柿本人麻呂像」です。
歌聖として一部の俳人の中では、神格化されて信仰の対象にまでなっている「柿本人麻呂」。
ウチでは親しみを込めて麻呂様と呼んでいます。
そんなこの小さな木像は、いつも鎌倉彫 後藤久慶ギャラリー玄関脇のウィンドウで外の景色を眺めつつ俳句を詠んでおられます。
その姿が一部のファンの方には猛烈な支持を受けております。
齊藤寛之作のビーズを纏った柿本人麻呂像と仲良く並んで、皆様のお越しをお待ちしております。
明日も暑くなりそうですね。
在廊予定は、齊藤、影山、後藤です。
2015年
6月
27日
土
本日も途切れることなく沢山のお客様がいらっしゃいました。
ありがとうございます。
明日はゲスト作家の吉田樹人氏、協力作家の影山学氏、後藤が一日会場におります。
11時〜12時と17時〜18時は齊藤、17時〜18時は小林もおります。
昨日までの雨予報から晴れ間も出そうな予報に変わりました。
七夕イベントとして、お子さんにはラミネート短冊つくり(セルフサービス)もございます。
出来た短冊はお持ち帰りいただけます。
梅雨の晴れ間に鎌倉散策と展示をどうぞお楽しみ下さい。
今日の会場ちょっぴり公開。
・齊藤寛之作・「観音菩薩立像」
・竹内あきじ作・「純銀製ショットグラス」
・後藤慶大作・鎌倉彫から生まれた硝子の練粉「高月器」
こちらの三点を展示している鎌倉彫は日本三大料亭のひとつ
「新喜楽」で宴の時にお使いのお膳と同じものです。
作品とご一緒に展覧会場でお楽しみください。
2015年
6月
27日
土
これからの季節、アウトドアに「ぐるぐる蚊とり草」は如何でしょうか?
燭台にもなりますよ!
直接土に刺して使います。
バーベキュー好きな方にも是非オススメです。
好評につき、残り2点となりました。
是非ギャラリーにて実作品をご覧ください。
2015年
6月
26日
金
後藤です。
ポケットにそっと忍ばせた「専用革ケース入り純銀製ショットグラス」で
いつものバーで特別の一杯。
或は…
お気に入りの景色の見えるアウトドアで格別の一杯のお供にいかがでしょう?
また、夏の冷酒にも銀杯は最高です!
銀は金属の中でも最大の熱伝導率を誇り、キンキンに冷やした冷酒を注いだ直後には、
杯も瞬間で冷却、白く汗をかき 輝きます。
凛と冷えたグラスでいただく冷酒はキリッと冴えわたり大変美味しいですよ!
特別にシルバーショットグラスの制作行程をご紹介しましょう。
金属工芸の技法である鍛金にて制作しております。
ショットグラスの制作は全て手作業です。
銀板からショットグラスの地金取りは、
糸鋸で切り抜きます。
最初は木台の凹みを利用して、木槌で鎚起によって、絞り始めのきっかけのお椀状にします。
この木台のお椀状の凹みも、鑿で彫って自作したものです。作るものによっていろんな種類の凹みを木台に彫ってあります。
当て金と鉄鎚で絞り始めます。
何回も焼鈍をしながら目的の径まで絞り加工を繰り返します。
行程によって何種類もの当て金を使い分けます。
1つの作品を制作するのに何種類もの道具が必要です。
数えられないほどの回数をたたくことによって、
徐徐に形が見えてきます。
目的の寸法まで絞れた後は、仕上げに向かって形を整えつつ槌目も整えて完成となります。
大人気につき残り2個!
今ならケースの色が写真の奥側の2つより選べます。
ぜひ会場に足をお運びください。
明日は、革ケースの製作を協力くださった影山学氏も在廊の予定です。
影山氏のもう一つの顔「苔玉作家」!?もお見逃しなく!
後藤も勿論、会場でお待ちしております。
2015年
6月
26日
金
後藤です
一見かわいいデコったワンちゃんの作品という風にも見えますが、
我々の作品に共通のキーワードは「手業≒アート」です。
斉藤氏の今回の作品は、後藤家に代々伝わる彫刻を元に、
そっくりに摸刻した木彫をガラスビーズで表面を覆ったものです。
中の木彫は、仏像彫刻で平安中期より発展した寄木造りで制作されております。
後藤家が仏師の家系だったという事や、会場である後藤久慶ギャラリーへの
オマージュが込められていると私は感じております。
若い頃からの親友でもありメンバーの中でも唯一、先代を知っている齊藤氏の思いと共に、
現代を生きるの彫刻家としての彼の作品から何かを感じ取っていただけるのではないでしょうか。
会場には齊藤氏が制作過程を写真に収めた資料もご用意しております。
現代美術の中に潜む伝統的な技法を踏んだ作品を会場で是非お確かめください。
ワンちゃん以外にも沢山、齊藤氏の新作がございます。
2015年
6月
24日
水
後藤です
20日より始まりました「夏の支度と見立て七夕展」。
初日より沢山のお客様にお越し頂いております。
展覧会は本日、水曜日はお休みです。
写真は八幡宮の七夕飾りです。
明日は後藤と小林が会場でおまちしております。
2015年
6月
22日
月
開催中の「夏の支度と見立て七夕展」では、七夕にちなんだイベントとして、
お子様向けの ”アート短冊ワークショップ” も随時やっております。
是非、お子様と短冊制作はいかがですか?
(もちろん大人の方でも参加できますよ)
・参加費無料。
・材料等は用意しております。
制作した短冊は、そのままお持ち帰りできます。
短冊として飾られたり、しおり等としてお使いください。
写真の清涼感あふれる短冊は、eventumスタッフが制作したもの。
後藤久慶ギャラリーの中庭の笹に下げています。
2015年
6月
22日
月
後藤です。
本日は、J:COMグループの鎌倉ケーブルTVの取材が有りました。
「デイリーニュース」という番組内で、
6月24日18:00~と20:30~と23:30~再放送が有ります。
7月4,5日21:00~も再放送がございます。
お時間がございます時に、ご覧ください。
2015年
6月
14日
日
2015年
6月
14日
日
後藤です。
「夏の支度と見立て七夕展」に出品予定の新作をご紹介します。
いよいよ来週20日に迫った展覧会の準備も大詰め。
各出品作家たちも続々と新作を仕上げている模様です。
寺院や路地の紫陽花も最盛期を迎えております。
鎌倉へお越しの際はぜひお立ち寄りご高覧ください。
2015年
6月
03日
水
後藤です。
生放送が無事に終わってホッと一息。
記念にパチリ。
お菓子は北鎌倉の菓子匠こまき の青梅です。
先代が時々お土産に買ってきてくれた想い出と共に頂きました。
新作も展覧会の前に全国放送で発表してしまいました。
お問い合わせは
facebookからもしくは、0467-23-0933迄お願いします。
(10時~17時まで)
不定休ですので、お問い合わせください。
尚、6月20日(土)~7月20日(日)までは展覧会を開催しております。
会期中は毎週水曜日を定休日と致します。
2015年
6月
02日
火
後藤です。
鎌倉彫から鎌倉彫でなくなる新作です。
型を窯で焼き硝子を鋳込みました。
お披露目は6月の展覧会「夏の支度と見立て七夕展」にて。
窯から出したばかりの制作中写真。
2015年
6月
01日
月
かまくらの学校
モノ作り学部 講座第1弾!
6月14日(日)
”創る!”編
10:00〜16:00
会場:鎌倉古民家「イシワタリ」
(詳細は写真をクリック)
7月26日(日)
「使う!」編
完成品を披露。
そのスプーンでかき氷を食べましょう。
10:00〜12:00
会場:後藤久慶ギャラリー
贈呈式&久慶賞の発表!
鎌倉八幡宮の鳥居そばにある久慶氏のギャラリーで仕上がった作品の発表会を行います。
2015年
6月
01日
月
日々、暑くなってまいりました。
水無月に入りましたね。
今月20日より開催の「夏の支度と見立て七夕」展。
会場となります鎌倉の後藤久慶ギャラリーの国道に面したウインドウでは、
一足先にプレ展示中です!
2015年
5月
26日
火
2015年
5月
25日
月
2015年 6月20日 (土) より鎌倉彫 後藤久慶ギャラリーに於いて、
小品展「夏の支度-見立て七夕」を開催致します。
和室展示空間に伝統工芸鎌倉彫と風変わりなアート小品達が展開、
販売もいたします。
人々の生活空間の癒しや暮らしを潤す工芸やアート作品、
更に七夕イベントも楽しめます。
梅雨の鎌倉は明月院をはじめ、あちこちのお寺さんで紫陽花が満開。
是非、鎌倉へお越しください。
メンバー 一同、お待ちしております。
[展覧会の詳細]
会期 2015年6月20日(土)〜7月5日(日)
会場 鎌倉彫後藤久慶ギャラリー
開場時間 11:00-17:00
※土、日は18:00まで、水曜日定休。
入場無料。
[参加作家]
”eventum” メンバー
・後藤慶大/鎌倉彫三代後藤久慶
・齊藤寛之/彫刻
・小林正樹/美術
・福成三太/金属造形・デザイナー
[ゲスト作家]
・吉田樹人/現代美術
[ 協力作家 ]
影山 学・Como Manolo / 革、グリーン
竹内 あきじ / 金工
[ 協力法人]
かまくらの学校
トーホー株式会社
アトリエMONO
株式会社 岩崎造園
[ 会場 ]
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-24
JR鎌倉駅から徒歩10分、鎌倉八幡宮並び
会場/鎌倉彫後藤久慶
(駐車場はありません。)
[お問い合わせ]
eventum代表 後藤久慶
(E-mail)gocci52@yahoo.co.jp
2015年
5月
19日
火
後藤です。
この度、facebookで大人気のかまくらの学校で講座を持つ事となりました。
FBページも出来ました。皆様どうぞお誘いあわせの上ご参加下さい。
「かまくらの学校 モノ作り学部 講座第1弾!鎌倉彫・オリジナルスプーンをつくる編!」
2015年
4月
26日
日
後藤です。
お客様のご希望で黒の呂色塗り、御煎茶でよく使う錫のお道具に合わせて、
四方の柱と上下の棚板を面取りして、錫粉を蒔いて仕上げました。
組み立て式で簡単にバラすことが出来ます。
御煎茶道は、それ自体があまりメジャーでないのですが、
茶道を心得た方々が愉しみでお煎茶をすることが多いそうです。
お点前も100通り以上あるとか・・・
私もいつかお呼ばれしてみたいものです。
2015年
3月
08日
日
後藤です。
本日は日頃、お世話になっている子供の友達の保護者の方を中心に、
スプーン作りのワークショップのモニターになっていただきました。
小学生以上限定で皆さん頑張りました。
初めての事でどうなる事かと思いましたが、10時~16時までの長い時間
皆さん、お昼ご飯もそそくさと食べて、さっさとスプーンづくりの戻って、
黙々と頑張っていましたよ。
一生懸命頑張った甲斐あって、それぞれの素晴らしいスプーンが出来ました。
皆さんのをお預かりして私が漆を塗って後日、お返ししますので楽しみにお待ちくださいね。
皆さんが彫ったスプーンです。
それぞれ味わい深いスプーンになりました。
上手い下手では無く、一つの事にじっくり取り組み完成させる喜びって素晴らしいですよね。
出来上がったスプーンで何を食べましょうか?
大人たちがみんないい笑顔でした!
これは私のつくったスプーンです。
こげ茶色のズプーンは拭き漆で仕上げました。
今回は皆さんのも同じ仕上げにします。
お楽しみに!
近いうちに、一般の方にも向けたワークショップを開催の予定です。
ご興味のある方はチェックしてくださいね!
2015年
2月
28日
土
後藤です。
今日は祖父の代からお付き合いのある 日本三大料亭のひとつ
築地 新喜楽の華展に伺いました。
こちらは初代総理大臣の伊藤博文が愛してやまなかったとか、日本画の巨匠 横山大観さんの御贔屓だったりと各界の超大物達にご縁が深く、近年では芥川賞や直木賞の選考会を開く事でも良く知られております。
そんな、新喜楽のお花の流派「艸心流瓶華」のお家元の卒寿をお祝いした華展でした。
関東一の大広間には梅ノ木がそのままと言えるような大きさで
活けてあり部屋に入ると梅の香りで満たされておりました。
その中で、芸者さんが運んでくださったお茶を頂き、心豊かなひと時をすごしました。
2015年
2月
23日
月
後藤です。
今日は仕事場を抜け出し東京へ・・・でも、場所を替えてお仕事です。
建築現場で床の間の框部分に漆を塗りました。
本来だったら施工前に材料の状態で塗りたかったのですが、大工さんの仕事が終わってから施主の希望で白木から変更になりました。
困った知り合いの現場監督さんからの依頼で現場で塗ることになりました。
仕方がない事とはいえ、おが屑まみれの建築現場での塗りは厳しかったです。
雑巾がけをしっかりやってからビニールで囲って塗りました。
やってみて感じたのは、この仕上げであればオイルステイン等の塗料とそれ程予算も変わらず出来るので、どんどん建築にも本物の漆を取り入れて行ったらいいのにな!と思いました。
但し、多少乾燥時間がかかるので(季節にもよりますが丸一日)その辺りをご了承ください。
何かあればどうぞご相談ください。
塗る前の白木の状態。
紙の上の液体が入れ物から出したばかりの漆です。
まだ空気に触れていないのでベージュ色です。
空気に触れているとどんどんこげ茶に変色していきます。
漆は和紙で濾して容器の縁に付いたカスなどを取り除いて
ベージュだった漆も空気に触れると色が濃くなりました。
今回は木目を活かした塗りで仕上げました。
2015年
2月
15日
日
後藤です。
昨年、鎌倉市内の小学校で行った鎌倉彫の授業で制作したお皿を仕上げました。
彫ったのは夏前でしたが、11月に学校内で展示をして昨年末より塗りはじめ先日、やっと塗りあがったところです。
明日、皆さんの手元に届く予定です。
どうぞお楽しみに!
出来立てのお皿でバレンタインに頂いたチョコを頂きま~す。
2015年
1月
20日
火
2015年
1月
17日
土
後藤です。
以前、修理した座卓の写真が出てきたのでご紹介します。
鎌倉彫は何度でも塗り直しが出来るので、長年お使いになって痛んだ物でも新品の様になります。
こちらの座卓は戦前に他所で作られたものですが、私の所へ修理の相談にいらっしゃいました。
表面の塗りは傷んでおりましたが木地はしっかりしていたので、古い塗りを研いで落とし、キズはコクソ漆で埋め、痩せた木地に引っ張られ破れてしまった布を新しく張り、漆を塗り直しを致しました。
これで、また長い間使う事が出来るようになりました。
少なくとも私が元気なうちは問題なく使用できると思います。
塗り直し後
2015年
1月
11日
日
後藤です。
御煎茶道で使用する棚を制作中です。
江戸指物の職人と塗師の職人と打ち合わせ中。
木地は檜の正目を使いました。
私のデザインした図面に合わせて、段の付いた面取り用の鉋も作り直したそうです。
漆塗りは全体を黒の蝋色仕上げにして、面取り部分をお煎茶で使われる錫のお道具に合わせ、
錫粉を蒔いて銀色のアクセントを加える予定です。
2014年
10月
12日
日
後藤です。
鎌倉五山第二 円覚寺塔頭 龍隠庵にてお茶会がありました。
私もちょっぴりお手伝いをいたしました。
茶道の大御所の方々が大勢お出でになりました。
和尚様の粋な計らいで、私も重鎮の林屋晴三先生にこちらの裏山で頂いた竹で作った茶わんの講評をしていただき、更に一緒に記念撮影をしていただきました。
緊張してカチコチに・・・それでも楽しい貴重な一日でした。
2年前に東京都美術館での展覧会でご協力いただいた六林会の皆さんもお手伝いにいらしていて、久しぶりにお会い出来ました。
後藤♤eventum
2014年
7月
25日
金
後藤です。
今日は、先日の小学生の作品を塗る前の手直しをしています。
道具は、子ども達と同じものを使っています。
それぞれの個性が出て非常に面白いです。
元気な子は彫刻にも勢いが有り、大胆な彫りに。
慎重な子は、すこしづつ確実に。
夏休みの間に、木固めと言って生漆を塗ります。
これにより今後、漆を塗り重ねるにあたって、余分な漆を吸わずに薄く塗り重ね寝る事が出来ます。
今回の授業の枠では、この木固めにて仕上がりと致しますが、ご希望の子にはさらに仕上げまで塗る事に致します。
木固めまでしておけば湿気にも強く狂いも起こりにくくなります。
拭き漆で仕上げた塗り物をイメージして頂ければわかると思います。
写真は息子の鎌倉彫「恐竜トリケラトプスの発掘現場」と
昨日、平塚の海岸で発掘した貝の化石8個(本物)。
将来の夢は鎌倉彫と古生物学者。
どちらも彫る(掘る)のがお仕事。
2014年
7月
11日
金
後藤です。
今日は最後の鎌倉彫の授業でした。
2クラス同時にやったのであまりゆっくり見れなかったですが
皆さんそれぞれ真剣にやっていました。
頑張りすぎて穴の開いてしまった子や端が大きく欠けてしまった子、怪我をしてしまった子・・・等、いろんなハプニングが有りましたが、一生の思い出になる一枚が出来たと思います。
いつの日か大人になって、自分の宝物として今日の日が思い出されれば嬉しいです。
帰り際に、数人の子が「夏休みにもっとやりたい!」といってきた子が居たので少しは楽しかったのかな?と思います。
たった数時間の体験授業ですが、子供たちと一緒に過ごせたのは私にとってもかけがえのないひと時でした。
夏休み前の貴重な時間をくださった先生方と子ども達に感謝です!
これから夏休みには皆さんの作品を、下地だけ(予算の都合上)ですが漆を塗る作業が待っています。
秋には学校内で展示をするそうです。
まだもう少しだけ、みなさんの作品たちと一緒に過ごします。
このような活動は今後も続けられたら幸せだと思う貴重な体験でした。
2014年
7月
09日
水
後藤です。
今日の午前中に第2回目の鎌倉彫の授業行って参りました。
皆さん真面目に取り組んでいてそれぞれ面白い作品になりそうです。
2クラスそれぞれ1、2時間目と3、4時間目をやったのですが、20分休みも誰一人として席を立たずに集中してやっていました。
別の日に、あと2時間で彫りを完成させるのですが、皆さんもっとやりたいという感じでした。
4時間目が終わってからは、お待ちかね?の給食を頂いて無事に本日のミッションは終了しました。 鎌倉彫を学校で教える様になってから何度か給食を頂いておりますが、最近の給食は美味しくて最近の小学生は羨ましい限りです。
どうもご馳走様でした。
後藤♤eventum
2014年
7月
08日
火
後藤です。
小学校での鎌倉彫の授業で「自分の一番大事な物を鎌倉彫で表現する」というお題で先週下絵を描きました。
みんなの下絵70数枚に、それぞれコメントを書き込みながら、自分は何を彫ろうかと考えていると、子供たちと同じ年頃に、先代の彫った鳳凰を夢中で何度も描き写していた事を思い出しました。
今でも鳳凰は大好きなモチーフで特別な思いがあります。そんな思いの一片でも伝えられたらと思い、天空に飛び立つ鳳凰から抜け落ちた「鳳凰の尾羽」を彫りました。
今回の鎌倉彫の授業を通じ、いつの日か子ども達の中で「特別な何か」が生まれた日であったなら幸いです。
明日の授業が楽しみです。
2014年
7月
01日
火
後藤です
今日の午後にいよいよ授業です。
これまでも数回小学校で授業を行っていますが、今回はちょっと特
実は息子の通う学校での授業なのです。
勿論、息子にも教えるのですが彼は、父親が来るのを友達に得意げ
今までと違ってちょっと緊張しちゃいます。
そんな父親の気持ちをよそに、ナニを彫るのか聞いたところ、大好
3歳位から恐竜にハマリ、将来は「古生物学者」か「鎌倉彫」をや
どちらも彫る(掘る)仕事。
やりたい事を合わせた作品をつくるとの事。
...
そんな話をしていたら
以下⇩の夏目漱石の「夢十夜の第六夜」の一部が思い浮かびました
第六夜『運慶が護国寺の山門で仁王を刻んでいると云う評判だから
運慶が仁王像を彫っている。その姿を見ていた自分は、隣の男が「
恐竜そのものでは無くって、化石を掘って(彫って)いるところ・
さてさて、平成の教室でトリケラトプスは掘り(彫り)当てられる
どんなになるのか楽しみだ!
初めの授業を終えて帰ってまいりました。
今日は鎌倉彫の歴史と下絵のデザインについての2時限。
真剣に話を聞いてくれてアイデアが溢れてくる子。
中にはプールの後で疲れちゃったのか?最前列で寝てしまった子もいましたが、概ね良く話を聞いてくれました。
授業の様子を校長先生も聞きにいらしてチョッピリ緊張しましたが、無事終了しました。
その後は校長室で校長先生が直々にお茶を入れて下さいました。
話をすると、小中学校の先輩という事が判明!
チョッピリお近づきになれた気がします。
次回は、いよいよ彫刻のスタートです。
怪我無く楽しくできると良いと思います。
後藤♤eventum
2014年
6月
29日
日
後藤です。