小林です。
このところ急に寒くなり、すっかり冬支度ですね。
皆様いかがお過ごしですか?
私は先週末も参加している美術展「するがのくにの芸術祭 富士の山ビエンナーレ」に行って参りました。
☆蒲原宿について
私と齊藤氏が展示している展示エリアの一つ、「蒲原」は東海道五十三次の十五番目の宿場町です。
その昔(315年前)に台風による津波の被害によって、海側からいまの場所に移ったそうです。
町の中を歩いているとあちらこちらに海抜の表示があり海の近さを感じます。
(311がなければそんな表示なんて気にも留めなかったかもしれません…)
かつて蒲原町は庵原郡でしたが2008年、静岡市清水区に吸収されました。
富士の山ビエンナーレの展示エリアは、旧庵原郡であった三町、蒲原町(静岡市)、由比(静岡市)、富士川町(富士市)と、鷹岡(富士市)、富士本町(富士市)、芝川(富士宮市)という三つの行政区をまたいで開催されている珍しい美術展です。市町村合併は政治的大人の事情でしょうが、本来は東海道行き交う人々の流れで繋がってきた町々です。この美術展はそれらが今に続く感じ(まるで江戸時代の旅人のように旧東海道を歩きながら作品を探していく)がして私は大変面白いと思います。
富士の山ビエンナーレは、今週末30日までです。
散策がてら是非、するがのくににお越し下さいませ。
http://fujinoyama-biennale.com/
小林☆eventum